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005 奥さんのこと、なんて呼んでいますか? How do you call your wife?

答志島へ移住して2日目に気が付いたこと、

この島の夫婦は互いを名前で呼び合う!

 

さて、お子さんのいらっしゃる読者さん、

また、読者さんのお父さんお母さん、

おじいちゃんおばあちゃん、

お互いのことをなんて呼んでいますか?

 

最近では

「年をとっても名前で呼び合おうね」

なんて言う人も増えてきたのかも知れないけど、

やっぱり子どもができてからは「お父さん」とか「ママ」とか、

呼んだり呼ばれたりするのが一般的かと思います。

 

うちの母は父のことを名前にちゃんづけで呼んでおり、

少し珍しいかなー、と思っていました。

(ちなみに父は母のことは呼びません。これは一般的ですね)

 

しかし答志島では、

名前で呼び合うのが当たり前なんですね。

 

どうもこれには、元々誰のことでも名前で呼ぶ習慣があることが

関係しているのではないかと考えられます。

 

と言うのも、島の中は同じ苗字の人だらけ!(田舎あるある)

ここは、濱口さん、山本さん、中川さん、橋本さんだらけです。

ですので、苗字で呼んでも、みんなが振り返ったり、

どこの濱口さんの話をしているのか分からなかったり、ということが起こるわけです。

そのため、普段から名前で呼んでいるのでしょう。

(あとは屋号を使うというのもどこでもある話だと思いますが、この辺はまた改めて。)

 

定期船乗り場に掲示されている子どもたちの俳句。同じ苗字がいくつもあるけれど、親戚だったり、そうでなかったり。

子どもからご老人まで名前で呼び合っています。

「あら、鈴木さんの奥さま~」なんて会話はまず聞かないですね。

奥さま同士の井戸端会議も、ちえちゃん、かなちゃん、てな具合です。

年上の人は兄弟でなくても、たかにぃとか、まみねぇとか、

かなり親しみやすい感じ呼びます。

 

お世話になっている和具町内会長の濱口夫妻。「博さん」「浩代」と呼び合う。
お世話になっている和具町内会長の濱口夫妻。「博さん」「浩代」と呼び合う。

そんな流れで、どうも夫婦も互いの名前で呼ぶんだ、

というわけなんですが、どうでしょう?

まだちょっと弱い気がします。

だけど、これといって強く主張できる根拠がまだ見つかりません。

 

 

見つけたらまた報告しますね。