答志島へ移住して2日目に気が付いたこと、
この島の夫婦は互いを名前で呼び合う!
さて、お子さんのいらっしゃる読者さん、
また、読者さんのお父さんお母さん、
おじいちゃんおばあちゃん、
お互いのことをなんて呼んでいますか?
最近では
「年をとっても名前で呼び合おうね」
なんて言う人も増えてきたのかも知れないけど、
やっぱり子どもができてからは「お父さん」とか「ママ」とか、
呼んだり呼ばれたりするのが一般的かと思います。
うちの母は父のことを名前にちゃんづけで呼んでおり、
少し珍しいかなー、と思っていました。
(ちなみに父は母のことは呼びません。これは一般的ですね)
しかし答志島では、
名前で呼び合うのが当たり前なんですね。
どうもこれには、元々誰のことでも名前で呼ぶ習慣があることが
関係しているのではないかと考えられます。
と言うのも、島の中は同じ苗字の人だらけ!(田舎あるある)
ここは、濱口さん、山本さん、中川さん、橋本さんだらけです。
ですので、苗字で呼んでも、みんなが振り返ったり、
どこの濱口さんの話をしているのか分からなかったり、ということが起こるわけです。
そのため、普段から名前で呼んでいるのでしょう。
(あとは屋号を使うというのもどこでもある話だと思いますが、この辺はまた改めて。)
![定期船乗り場に掲示されている子どもたちの俳句。同じ苗字がいくつもあるけれど、親戚だったり、そうでなかったり。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=890x10000:format=jpg/path/seed8a48793d29d95/image/id70e1c4ff27df378/version/1497933661/%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E8%88%B9%E4%B9%97%E3%82%8A%E5%A0%B4%E3%81%AB%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E4%BF%B3%E5%8F%A5-%E5%90%8C%E3%81%98%E8%8B%97%E5%AD%97%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%8F%E3%81%A4%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%91%E3%82%8C%E3%81%A9-%E8%A6%AA%E6%88%9A%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%8A-%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%A7%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%8A.jpg)
子どもからご老人まで名前で呼び合っています。
「あら、鈴木さんの奥さま~」なんて会話はまず聞かないですね。
奥さま同士の井戸端会議も、ちえちゃん、かなちゃん、てな具合です。
年上の人は兄弟でなくても、たかにぃとか、まみねぇとか、
かなり親しみやすい感じ呼びます。
![お世話になっている和具町内会長の濱口夫妻。「博さん」「浩代」と呼び合う。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=890x10000:format=jpg/path/seed8a48793d29d95/image/i35bd65d116090f2a/version/1497933539/%E3%81%8A%E4%B8%96%E8%A9%B1%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%92%8C%E5%85%B7%E7%94%BA%E5%86%85%E4%BC%9A%E9%95%B7%E3%81%AE%E6%BF%B1%E5%8F%A3%E5%A4%AB%E5%A6%BB-%E5%8D%9A%E3%81%95%E3%82%93-%E6%B5%A9%E4%BB%A3-%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B3%E5%90%88%E3%81%86.jpg)
そんな流れで、どうも夫婦も互いの名前で呼ぶんだ、
というわけなんですが、どうでしょう?
まだちょっと弱い気がします。
だけど、これといって強く主張できる根拠がまだ見つかりません。
見つけたらまた報告しますね。