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141 神祭の舞台に立ちます! I'm going to be on the stage in Jinsai Festival!

こんにちは、答志島のいがちゃんこと五十嵐ちひろです。ここしばらくは月に1回ペースでしかブログが更新できていなかったのがついに1月は1度も更新できませんでした。ごめんなさい。毎日結構多くの方が見に来てくれているのは存じています・・・。でもしょうがないの。だって最近のわたし、ちょっと忙しいんですよ。なぜなら、答志の神祭で芝居に出るから!

 

関連記事 ⇒ 答志の神祭の演芸について

 

答志の神祭と言えば、墨の奪い合いが有名ですが、3日間続く演芸も見応えがあります。歌や踊り、お芝居を島民たちが披露するのですが、その練習は1ヶ月くらいほぼ毎晩あります。わたしが出演させてもらうのは、文化保存会の歌舞伎です。

墨の奪い合い
墨の奪い合いが有名な答志の神祭

今年の文化保存会の演目は「稲瀬川勢揃いの場」です。答志の人たちの中ではお決まりの演目で、みんなが見せ場、決め所を押さえていますので、失敗すればすぐにばれるけど、良い演技を見せれば大盛り上がり間違いなしです。

舞台で演じる文化保存会のメンバー
演芸はこんな感じ(2年前の文化保存会の演目「だんまり」)

歌舞伎の演目「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」通称「白波五人男(しらなみごにんおとこ)」という3幕9場のうちのひとつの場面がこの稲瀬川勢揃いの場です。白波とは盗賊のことを指し、白波物という分野を確立させた河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)によって、江戸時代の終わり頃に作られました。

 

タイトルの通り、日本駄衛門、弁天小僧菊之助、忠信利平、赤星十三郎、南郷力丸の5人の盗賊たちのお話です。稲瀬川勢揃いの場は、逃げてきた5人の盗賊たちが、捕手に見つかりひとりずつ名乗りをする場面。自分の身の上を語る長台詞の最後に見得を切るので5人全員に見せ場があります。

番傘を持って練習している
練習風景

白波五人男についてはこちらのページで分かりやすく説明されているので、興味がある方は読んでみてください。

 

文化保存会の方たちは、移住当初からかわいがってくれていて、忘年会に呼んでいただいたり、神祭のお芝居の練習を見せていただいたりしているんです。一昨年の御木曳の演芸でも一緒に富士参りの踊りを踊ったのですが、今年はついに芝居の出演オファー。ありがたいことです。

富士参りの踊り
富士参りの踊り

わたしが演じるのは赤星十三郎。武家の小姓上がりのちょっとなよっとした若衆の役です。見得を切るときも首を大きく振って目を見開くのではなく、しなやかな動きでキメます。指導してくれる方たちには「女になったつもりでやってみよ」と言われます。頑張ります。

 

今年の神祭は2月22~24日の連休です。それに向けて正月明けの1月8日から練習が始まりました。練習は毎晩19時から21時頃までの2時間。旅館定洋さんの中広間を借りて練習しています。

番傘を持って練習している
練習風景

2時間の練習時間の間、通しで芝居をするのは大体2回。ずっと台本片手にせりふを言ったり、動きを確認したりしているわけでは無く、お酒を飲んだりつまみを食べたり世間話をしたりもします。

ムシロを羽織った人たちと紙パック焼酎
お酒飲みながらの練習です

普通に考えたら、そんなだらだらやっていないで、1時間きちっと効率よく練習して解散すればいいのでしょうが、芝居の練習は良い作品を作り上げることだけを目的にやっているのではありません。同じ時間を同じ場所で過ごすことが仲間との絆を深めたり、情報交換の場になったりしているんです。実際わたしも、練習の合間の会話で魚の水揚げについて聞いたり、新しい答志弁を教えてもらったりと、実にみのりの多い時間を過ごしているんです。あと、文化保存会のメンバーの人たちが差し入れしてくれる海産物のつまみがおいしいのも最高です。

赤星十三郎と南郷力丸が描かれた手描きポスター
ポスターにはしっかり「特別出演 五十嵐ちひろ」の文字が

本番まであと18日!せりふは頭に入っているので、着物を着ての立ち回りや見得の切り方をもっと良くしていきたいです。

 

文化保存会の演目は神祭1日目の夕方から。大体17時くらいになると思います。お見逃しなく!!

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コメント: 1
  • #1

    ねぇ~ね (日曜日, 09 2月 2020 12:25)

    見得をきる姿が見たかったなぁ( ´△`)
    動画アップ楽しみにさています!!