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106 絶景!長崎の無人島 Tatsunoshima the bluest sea

こんにちは、答志島のいがちゃんこと五十嵐ちひろです。久々の投稿になってしまった。なんで10月はこんなに短いの?

 

さて、今回は他の離島の話。先月長崎県の壱岐島へ行ってきたので、壱岐島で見たすてきな景色を紹介します。

辰の島の青い海

この海の色!ものすっごく青い!!答志弁で言えば「あーえぇ!!」この真っ青な海が見られるのが、壱岐島の北西に浮かぶ無人島、辰の島です。壱岐島の勝本港から遊覧船が出ており、辰の島の周りをぐるっと1周する約40分の遊覧が1,500円で楽しめます。

遊覧船エメラルド壱岐
遊覧船エメラルド壱岐

詳しくは公式ホームページをご覧ください。けっこう味のあるサイトです。

 

わたしが行った日は少し雲が出ていましたが、海の青さは健在。もっとコンディションが整えば、有名なイタリアのランペドゥーザ島のように、船が浮いて見えるんですって。

答志の海ももちろんきれいなんだけど、全く別の種類の美しさで、これだけでも十分見応えがあるのだけど、このクルージング、まだまだ面白い体験が続きます。

海の宮殿

次に見たのが、海の宮殿と呼ばれる場所。岸壁の浸食が宮殿の柱のようになっているんです。冒険気分を味わうアミューズメントパークのアトラクションにありがちな雰囲気なのだけど、なんと言ってもこちらは自然物なので、感動はその数倍です。こんな冒険心をくすぐる場所が作れてしまうなんて、やっぱり自然の力ってすごいよなあ。

辰の島のすぐ東には若宮島という島があります。こちらも元々は無人島なのですが、海上自衛隊の施設があり、全面立ち入り禁止です。この2つの島は最も近い所だと100mも離れていないのですが、この日のクルージングではこの間を通り抜けました。潮も決して満ちているわけではなく、浅い海の岩礁も多くある島と島の間を上手に抜けていくエメラルド号。船長さんの海の知識とテクニックが光ります。

マンモス岩

ちょっぴりハラハラするエリアを抜け、振り返って見えるのがマンモス岩。確かにマンモスの形に見えます。奥に広がる日本海と神秘的な島の雰囲気にマンモスはマッチしています。

 

この後は島の北から西側をまわって行くのですが、そこにあったのは立派な地層!地層!地層!!答志島もそこら中で地層は見ることができるのですが、ここはスケールが段違いです。50mの高さの断崖絶壁そのものが地層で、とにかく圧倒されます。大築海島での地層の調査に同行して以来にわかに地層に興味を持っているわたしとしては、感動せざるを得ない。「地層やばい!!すごい!!」そればかり言っていました。

迫力満点の地層に感動

そして海岸線に深く溝が入ったような形状の蛇が谷でもまた、船長さんの操縦テクに魅せられます。船の向きを岸壁に向かって垂直に転換すると、岸壁ぎりぎりまで前進!そしてすぐにバック!ただでさえ迫力満点の崖が迫りくる感覚に、乗船客はみんな大興奮でした。

蛇が谷に突っ込みそうな状態の船
写真ではなかなか迫力が伝えられない・・・

壱岐島には丸2日ほど滞在して、様々なものを見て、色んな人に出会いましたが、わたしが一番感動した体験はこの辰の島クルージングでした。もう、みんなにオススメしたい!

 

ちなみに、答志島でも島の旅社で漁船クルージングを行っています。海の色や地層の迫力では辰の島には敵わないかも知れませんが、漁師さんの案内で行く漁船でのクルージングは、なかなかできる体験ではありません。興味のある方は島の旅社まで問い合わせてみてはいかがでしょうか。