こんにちは。答志島のいがちゃんこと五十嵐ちひろです。わたしの住む答志島は、三重県鳥羽市の離島です。鳥羽と言うとみなさんなにを思い浮かべますか?鳥羽水族館、鳥羽一郎さん、ミキモト真珠島あたりですかね?
鳥羽市は、世界で初めて真珠の養殖に成功した御木本幸吉の故郷で、真珠養殖の歴史や技術について紹介している施設、ミキモト真珠島があります。その為、鳥羽市内には真珠店が多く存在します。鳥羽市としても「真珠のふるさと」としてPRしているんです。ちなみに、土産物屋の集合施設、鳥羽一番街で真珠を勧められなくなったら一人前の鳥羽市民だ、なんていう人もいます。(初期の移住者や他所からきたお嫁さんなどは観光客と間違えられやすい)
そんな鳥羽市には、答志島を含め4つの離島があり、鳥羽市の魅力の一つとして今後より広くPRされるべきでしょう。そこで鳥羽市では、空に浮かぶ月をすでに市のイメージとして定着している「真珠」に見立て、それに「離島」を絡めて、写真コンクールを行うことになりました。
答志島のお向かいの島、菅島の祭りの様子はこちら⇒突撃!隣の離島の祭り!!
月と島 全国写真コンクール
募集期間:
2018年6月1日~2019年1月31日
募集する作品:
全国の有人離島と月が入った写真(鳥羽の離島に限りません)
入賞:
賞状ならびに副賞として真珠製品の贈呈
応募先:
鳥羽市役所企画財政課企画経営室
わたしは答志島に住み始めてから、以前より月を身近に感じるようになりました。と言うのも、島は都市部と比べると街灯が少ないため、満月の夜には月の明るさですぐに満月だと分かるんです。夜なのに玄関先がやけに明るい!?とか本当にあるんですよ。
また、海に囲まれているから、潮の満ち引きで昼間でも月の満ち欠けを感じることができます。また、漁業をする上で天候や風向き、潮の流れに合わせて潮位にも注意する必要があります。島民の半分以上が漁師ですので、潮の満ち引きにはみんな敏感なのです。先日のひじき刈りや、和具地区内での海女漁は大潮の日と決まっているので、島の人の生活は月と密接にかかわっていると言えます。
全国の離島に目を向けても、同じように月を身近に感じられるエピソードは多くあるのではないでしょうか。空気が澄んでいるので、月がとても美しく見える、ということ一つとっても、島と月の関わりを感じられます。
この6月から来年の1月にかけての半年間、鳥羽はもちろん全国の離島に訪れる予定のある方、旅行を検討中の方、またもちろん離島に在住の方も、ぜひこの写真コンクールに参加してみてください。
募集している写真は満月に限りませんが、「せっかくだから新円真珠のような月を」という方は下の画像を参考にしてください。募集期間中に8回満月になります。
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